黒部暮らし体験会(農業編)を8/2(木),3(金)で開催しました!
今回は1組のご夫婦に参加していただきました。
既に富山県への移住を決めているとのこと、また農業に携わりたいとのことで
農家さんを中心に黒部市の町案内をしました。
1日目、まずは海沿いの町、生地(いくじ)地域をご紹介。
丸中水産さん「北洋の館」でさんま定食をいただきながら、
黒部市移住定住担当と地域おこし協力隊とで
現在の移住への思いやお考えを教えていただきました。
さんま定食、これはうまいっ!めったに食べられない地元産のそうめんもいただきます!
食事を終え、生地にある移住体験施設「住定夢の館」をご案内。
生地地域の民家を見て、一戸建ての古民家のイメージを感じていただきました。
また生地町歩きガイドさんと「前名寺(ぜんみょうじ)」「岩瀬家の清水」「四十物(あいもの)昆布」さんを回り、
清水(しょうず)や町の歴史などを教えていただきました。
そのあとは、まちなかよりほど近い農村地域、荻生(おぎゅう)の「長谷川果樹園」さんの桃園を見学、
今年の桃の状態などをお話いただきました。
美味しい桃がいっぱい、桃園に入ると幸せな香りが漂っていました。
美味しい桃も試食させていただき、参加者さんも「とっても甘い!買って帰る!」と絶賛!!
2件目の農家さんは若栗(わかぐり)地域の「林農産」さん。
米、野菜、丸芋と手広くやられている農家さんです。農耕機も出来る限り自家整備されているとのこと。
運営や作物、施設などについてお話いただきました。
中心市街地方面、三日市へ戻り、文化施設や共同農園を紹介した後、
YKKさんの街づくりの一環のパッシブタウンを訪れました。
自然エネルギーを活用した環境に優しい住宅とカフェやショップ等の商業施設がまとまっています。
1日目最後はまちなか不動産「ヴィクトリー興産」さんにお邪魔し、
ご希望を伺いまちなかのアパートの相場などを教えていただきました。
初日の宿はあいの風とやま鉄道黒部駅近隣の「芳の屋」さんに泊まっていただきました。
気さくな宿のご主人とも黒部の話などコミュニケーションを図れたようです。
2日目、まずは海からほど近い地域、立野(たての)で減農薬・無農薬米を作っていらっしゃる「濱田ファーム」さん。
田んぼのひえ取り体験をさせていただきました。暑い中でしたが、濱田さんに諸注意・コツなどを教わり、
参加者さんも夢中に楽しんでひえ取りをされていました。
ひえ取りの後は、米作りから販売までの思いを濱田さんご夫婦にお話しいただき、
また黒部での生活感についてもご相談いただきました。
濱田さんの友人の最近独立された農家「のばたけ」さんもご紹介いただき、山方向へ。
農場である栃屋(とちや)という地域でお会いし、独立されてから
作られている作物ややりたいことなどのお話をいただきました。
汗を流すため、宇奈月温泉総湯に立ち寄り、お肌ツベツベに。
昼食は、U・Iターンされて宇奈月温泉街で雑貨・カフェ・ガラス工房を
されている「HoLo家」さんを訪れました。
タコライス、本日の手作りスパイスカレー、自家製ジンジャエールを
それぞれご注文され、こちらもとってもおいしくいただきながら黒部での生活をお話いただきました。
まちなか方面へ戻る途中に黒部川扇状地の扇頂、愛本(あいもと)地区にある古民家の農村文化伝承館「山本家」を訪ねました。
豪農の家で地域の中心的役割を持っていた家です。かまどや囲炉裏もありとても黒部の魅力的な施設のひとつです。
管理人さんに施設の歴史を教えていただきました。
最後は生活環境めぐりでアパートや商業施設等の通りを走ったり
スーパーに立寄ったりし距離感・生活感を感じていただきました。
黒部市では初めての体験会の催行、不手際な部分も多々あったと思いますが、
このたびは参加いただきありがとうございました。
また、お忙しい中ご協力頂いたみなさん、ありがとうございました。