今回はアクアパークにて「アクアパークフェスティバル」が開催されました。

アクアパークとは黒部浄化センター内にある施設で、黒部浄化センターはいわゆる下水処理施設になります。
朝１０時から始まったのですが、朝早くから多くのお客さんが来場しておりました。皆さんその手にはバケツや発泡スチロールを持って…。このイベントではなんと魚のつかみどり大会が行われるからです。魚のつかみ取りがあるとなると、ご家族で来られている方は真剣です。私も取材を含めて今年は何回か魚つかみどりを見てきましたが、やはり多くの方が参加する場合は緊張感が漂います。

魚つかみどりを横目に立山黒部ジオパークのブースがあったので少し見学してきました。立山黒部ジオパークについて黒部川扇状地やジルコン、富山湾など移住してきてから知った富山の魅力について楽しく学べました。また、缶バッジ作りもできたので、缶バッジも作ってきました。私のカバンが少しづつ黒部色に染まっていっています。写真を撮り忘れてしまいましたが、石の神経衰弱は難しかったです。

そして次に下水処理施設の見学を申し込んで見てきました。よく黒部は水が美味しいという話を聞きますが、ではその水を使った後はどうなるか知っていますか？と聞かれると答えられません。その使った後の水がどうなるか見てきました。思ったより下水処理施設は臭くなく、たくさんの水がゆっくりとろ過されて流れていきます。微生物のおかげでもあるらしく、その微生物も顕微鏡で見させて頂きました。この施設では飲料メーカーからでたコーヒー粕と汚泥を混ぜてバイオガスを発生させて電気を作り出しています。そして脱水乾燥させたものを肥料として配布しており、今回頂いて帰りました。

アクアパークフェスティバルでは、お祭りとして楽しむだけでなく環境や自然について学べるイベントになっておりました。多くの方に黒部の環境を学んでほしいなと思いました。