今回は前山里山にて「カワニナの放流&里山昆虫探し」が開催されました。
朝各児童センターに集まった子ども達が集まります。すでに臨戦態勢です。
集まったらバスに乗って放流するカワニナを捕まえに行きます。皆さんは「カワニナ」を知っていますか?カワニナとは巻貝の一種でホタルの幼虫のエサとなります。このカワニナをホタルのいる里山に放流します。
採集場所に到着した子どもたちは水路に広がってカワニナを採集していきます。カワニナは底にいて、1匹掬うと泥が舞い上がり見えなくなります。水路はあっという間に濁ってしまいました。しかし、そんな状況でもお構いなし、少しでも泥が落ち着くとカワニナを見つけて掬っていました。
そして採集したカワニナを持って里山に向かいます。里山に着くと管理者の方が里山の説明やそこにいる虫の説明をしてくださいました。
この時点で子ども達の興味はカワニナ≦虫捕りとなっています。カワニナの放流もほどほどに各自持参した虫捕り網をもって虫を捕らえに行きます。
蝶やトンボ、コオロギなど多種多様な虫が里山にはいます。そうした虫を子ども達がどうしたら捕れるか考えながら追いかけていました。里山には子ども達の和気あいあいとする声が響きます。
今回のこのイベントでは子ども達がフィールドで学んだことや感じたことは、座学では学べないことだと思います。こうしたイベントを通じて、いろんなことに興味を持ってくれればいいなと思いました。