今回は愛本公民館にて「コーヒーの焙煎講座」が開かれました。
今回のこの講座は中央公民館で開かれている「市民カレッジ」の講座の1つで、黒部市内でお店を開かれている「水の時計」のオーナー北山晃さんが講師となっておりました。プロの方からコーヒーの焙煎を学べるまたとないチャンスでしたので、多くの方が参加されておりました。まず、コーヒー豆についての下知識を学び、実際の焙煎を行うため調理室に移動しました。そして北山さんがお手本として焙煎をしてくださいました。
私は初めて焙煎を見たのですが、ものすごく煙が出ていました。一歩間違えれば火災報知器が鳴るのではないかと思うほどです。
さらにずっと手を止めずに鍋を振り続けなければなりません。見ていてもその大変さが伝わります。焙煎が終わったら、ザルに入れてひたすら団扇で扇ぎます。余熱で焙煎が進まないようにすぐに冷やす必要があります。冷えたらそこで焙煎が終了です。
各自班に分かれてまず豆のハンドピックから始めました。ハンドピックとは品質の悪い豆や取り除けてない不純物(石や木など)を取り除く作業です。これによりコーヒーの味が良くなります。そしていざ焙煎スタートです。少しずつ色がつき始めてくると「パチッ、バチッ」と弾ける音が聞こえてきました。それをハゼ音と言うらしいです。それが2回聞こえてきたらそこで火から上げるのですが、途中で振り続けた腕がパンパンになります。それほど手作業での焙煎は大変でした。1杯のコーヒーを淹れるのにこんなに大変なんだなと学ぶことが出来ました。これを機に家でも焙煎に挑戦してみようと思いました。