今回は浦山公民館にて「災害図上訓練（DIG）」が行われました。

この訓練では、主に１自分たちの地域の状況を確認。２災害が起きたと想定した場合どこが被災するか確認。３実際にどこに避難するか、避難経路はどうするのかを議論する。を主に行いました。

まず、各地区ごとにグループに分かれて、地図に河川や空き地、病院、救急車などが通れない道などを色付けしていきます。皆さん自分たちが住んでいる地域なので「あそこの道は通れんよ」とか「地図ではこうなっているけど実際はこうなっているよ」などどんどん意見が出てきます。
その後黒部市が出しているハザードマップをもとにどこが被災するか書き込んでいきます。浦山地区も多くの場所が被災することが地図上でわかります。

そしてその後自宅からの避難経路を考えていきました。この時に驚いたのが、土砂災害が起きた際には浦山公民館は避難所にならないということです。大雨の際には浦山公民館が避難所になっていますが、土砂災害の際には避難所にはならないということで、皆さん各地区ごとでどこに避難するのか、どのルートを通っていくのかを話し合いました。
この訓練では、ただ言われるだけはなく自分たちで避難経路を考えるという能動的な訓練で皆さんの身に着いたのではないかなと思いました。
こうした訓練もいろんなところでぜひ行ってもらいたいと思います。