今回は吉田科学館のイベントで黒部市内の河川や用水路で魚などの水生生物について調べました。
当日は市内外問わずご家族での参加者が多かったです。後から聞いた話ですと、親御さんもこうした経験を子どもにさせてあげたいけど、どうしたらいいかわからなかったという意見が聞かれました。
川についてから子ども達にライフジャケットを着せて準備万端!堤防をゆっくり降りていざスタートです♪
始まる前に学んだ網の使い方を必死に思い出しながら子ども達は魚を採集しに行きます。親御さん達も未経験なので子どもとわちゃわちゃしながら楽しんでいました。
ある程度採集した後は、講師の方から、魚の解説をしていただきました。魚の特徴からなぜその魚がこの川にいるのか、そこから何がわかるのかをみんなで考察しました。生き物の大切さ・黒部の水資源・子ども達への実際の自然の中での勉強はこの夏の思い出になったでしょう。
その後市内の用水路に行き、そこでも魚を採集。黒部の湧水がもたらす環境を目の当たりにしました。
最後は科学館に戻り一日を振り返りました。今日採った魚はきれいな環境でないといなかったり、水温が低くないと住めない魚がいました。そこから何がわかるのか、水温が低いのは水が湧いているためであり、黒部ならではの特色であります。今回の採集は大人の方が常に安全を確認していました。なので、子どもだけでの採集はしないように河川は危険もいっぱいなんだよと参加者の方にお話されました。