富山の郷土料理にも認定されている『なまぐさ漬け』作りを教わりました!
おそらく黒部市内や富山県内の方でも知らない方が多いと思われる郷土料理です。
黒部では生地など海沿いの地域で昔から寒の時期に作られた「魚漬け」。
北海道から伝わったとされる料理で、先人からの黒部と北海道の交流が伺えるものです。
棒鱈(カチカチの干し鱈)、干しこまいなどを大根と一緒に漬け込むもので、
家庭によって少しずつ色があるようです。
今回干しカスベ(エイヒレ)を使った、なまぐさ漬けを教わりました☆
漬物なので意外とシンプル!!
まずこの干しカスベを4晩ほど水に浸し、戻します。
また大根も4晩ほど干します。
4晩ほど経ったら漬け込み始めます。
戻したカスベと大根(乱切り)をひと口サイズに切っていきます。
切れたら漬物樽にカスベと大根、そして塩・昆布・唐辛子を何段にもするように
入れていきます。
入れ終えたら、漬物石をのせて漬け込みます。
足らなければ塩を足します。
これで漬け込みは完成!その後3週間ほどしたら食べごろです!
気温が低い冬場の保存食。暖冬だとうまく作れない(腐りやすい)そうです。
地域の郷土料理作りで、地域の方とのコミュニケーション作りにも地域を知るにも
挑戦してみてはいかが?
今回は生地のおかあさんに教わりました♪