今回はジオパーク自然教室にて「黒部の雪を楽しもう」が開催し、くろべ牧場まきばの風で行われました。
スタッフIはこれで３回目の参加となりますが、今年は今までとは違います。スタッフとしての参加なので午前中から「イグルー」を作りました。
「イグルー」とは圧雪した雪のブロックを用いて作るかまくらみたいなシェルターです。
↓こんな感じのもの

大人８人で分担して作っていきます。まず、場所の選定をしてブロックを作る人、ブロックを成形する人、積む人、監督などに分かれて作っていきます。８人もいればパパっと終わるだろうと甘い考えを持っていた自分。しかし、実際には結構時間がかかりました。圧雪が足りないとブロックが崩れていきます。またイグルーの外径と内径を踏まえ、成形していかなければ上手くはまりません。あーでもないこーでもないと言いながら完成しました。

さて、午後からは自然教室の参加者がバスに乗って牧場へとやってきます。
まず雪の性質についての解説と実験、その後外に出て雪の層について解説を受けます。雪って当たり前のようにありますが、実は遮音性や断熱性が高いことなど初めて聞いた時には「えぇ！そうなんだ！！」と驚きました。

それを体験できるのがイグルーで、中に入って入口をふさぐと、中は温かく外の音が聞こえません。
シェルターとして活用できるのが納得です。

参加者の皆さんも思い思いに楽しんで学んでいただきました。当たり前のようにある雪ですが、その実意外とどういったものか知らないこともあるなぁと思いました。