地域おこし協力隊の加藤です。3月15日(土)に愛本地区にある千光寺で「涅槃(ねはん)団子撒き」が行われました。
この日は、お釈迦様の入滅、涅槃に入った日にあたるので、僧侶がお経を唱えることから始まりました。それが終わると待ちに待った団子撒きです。大きな樽に入った、たくさんのお団子を御堂に集まった人たちに配ります。
団子は五色で、仏教における地・水・火・風・空の五大要素を表し、健康や幸福を願う意味が込められています。お団子は米粉で作ったお餅なので、固くて頭に当たると痛い、痛い・・・それでも参加した皆さん、ご利益を得ようと受け取るのに一生懸命でした。焼いてもお吸い物に入れて食べてもいいし、五色揃えてお守りにされる方もいらっしゃいます。私も団子をいただくことができたので、無病息災で過ごせることを願っています。